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Macトラブル

AirDropが動作しない・相手が見つからない時にチェックすべき7つのポイント

2026年7月15日

「iPhoneからMacに写真を送りたいだけなのに、AirDropで相手が出てこない」「昨日までできてたのに、急に送れなくなった」——オフ会やMac相談で本当によく聞かれるお悩みです。

結論から言うと、AirDropはWi-FiとBluetoothを同時に使う特殊な仕組みです。どちらか一方でも欠けていたり、設定が噛み合っていないと動きません。今日は、実際の相談でよく効いた順番にチェックポイントをまとめました。

2026年10月追記:Androidスマホの「Quick Share」がAirDropとやりとりできるようになりました(対応機種のみ)。相手がAndroidのときの注意点を「チェックポイント⑦」に追加しています。

そもそもAirDropはなぜ複雑なのか

AirDropは、近くのデバイスを見つけるのにBluetoothを、実際のファイル転送にはWi-Fi(ダイレクト通信)を使い分けています。つまり片方だけONにしていても、もう片方が欠けていると「相手が見つからない」「送信中に止まる」といった不具合が起きます。インターネット回線に繋がっている必要はありませんが、機能自体はONである必要があるという点が誤解されやすいところです。

チェックポイント①:受信設定を確認する(最頻出)

iPhone/iPad:設定 → 一般 → AirDrop → 「連絡先のみ」か「すべての人(10分間)」になっているか

Mac:Finder → サイドバーのAirDrop → 「このMacを検出可能な相手」を「連絡先のみ」か「すべての人」に設定

ここで一つ注意点があります。iOS 16.2以降、「すべての人」は10分後に自動で「連絡先のみ」に戻ります。 送受信の直前に切り替える運用が必要です。

チェックポイント②:Wi-FiとBluetoothを両方ON

インターネット未接続でも構いません。機能自体がONになっているかがポイントです。コントロールセンターから両方トグルで確認してください。

チェックポイント③:Personal Hotspotを一時OFF

意外と見落とされがちですが、iPhoneのPersonal HotspotがONだとAirDropが動かないことがあります。iPhone → 設定 → インターネット共有 → 「ほかの人の接続を許可」を一時的にOFFにしてみてください。

チェックポイント④:Wi-Fi・Bluetoothの再起動

両方OFFにして5秒待ってからON。これだけで直るケースも体感3割ほどあります。

チェックポイント⑤:Macのファイアウォール確認

システム設定 → ネットワーク → ファイアウォール → 「オプション」→ 「すべての着信接続をブロック」がOFFであることを確認してください。

チェックポイント⑥:デバイスの再起動

macOSのsharingdサービスは再起動でリフレッシュされます。原因が特定できない場合の最終手段として有効です。

チェックポイント⑦:相手がAndroidの場合は「すべての人(10分間)」に

これまでAirDropはApple製品どうし専用でしたが、2025年11月以降、AndroidのQuick ShareがAirDropとファイルをやりとりできるようになりました。最初はPixelだけでしたが、2026年に入ってGalaxyなどほかのメーカーにも広がっています。

ただし、相手がAndroidのときは、Apple製品どうしとは条件が少し違います。

対応機種は、GoogleのQuick Share公式ページに一覧があります。主なものは次のとおりです。

ただし、Pixelのヘルプによると、iPhoneやMacから「受け取る」ことができるのはPixel 9以降(Pixel 9aを除く)です。Pixel 8aや9aは、Androidから「送る」ことだけができます。また、対応状況は地域や携帯会社によって異なるとされているので、うまくいかないときは公式ページで最新の情報を確認してください。

それでも直らない場合の切り分け

まとめ

AirDropが動かないときは、まず両方のデバイスの受信設定を確認し、次にWi-Fi・Bluetoothが両方ONになっているかを見てください。それでも直らなければ、Personal Hotspot・ファイアウォール・再起動の順に切り分けていくのが、実際の相談で最も効率よく解決に至った順番です。相手がAndroidの場合は、Apple側を「すべての人(10分間)」にするのを忘れずに。

「Wi-Fi機能はONだけど、ネットワークには繋がなくていい」という点を丁寧に説明すると、多くの方がここで「あ、そういうことか」と腑に落ちてくれます。


この記事は、実際のMac相談事例(300件超の相談実績)をもとに執筆しています。

対応環境:macOS/iOS全般(Intel/Apple Silicon両対応)。OSアップデートで設定画面が変わった場合は記事を更新します。