Where There is "Like", There is Life.

"スキ"があるから人生がある

記事一覧に戻る
Macトラブル

Macを起動するたびにアプリが勝手に開く!「ログイン項目」の整理で起動もスッキリ

2026年7月19日

エイチエイチ
エイチエイチ

Macの電源を入れただけなのに、SpotifyとかDropboxとか、頼んでもないアプリが勝手にバンバン開いてくるんです。閉じても次に起動するとまた開くし、なんだか起動も遅い気がして……

Mac相談で「Macが遅い」「変なアプリが勝手に立ち上がる」と言われるとき、原因の8割はこれです。そして、ほとんどの場合設定を数か所見直すだけで解決します。

結論から言うと、犯人は各アプリが自分自身を 「ログイン項目」または「バックグラウンド項目」 に登録していること。macOS Ventura以降、この設定は「システム設定 → 一般 → ログイン項目」に集約されているので、そこを整理すれば起動時に勝手に開くアプリを止められます。

対応環境:Mac全般(Intel Mac/Apple Silicon Macどちらも同じ手順)。設定画面の構造はmacOS Ventura(13)以降を前提に解説します。Monterey以前の場所も後半で触れます。

なぜ勝手に開くのか

アプリをインストールすると、そのアプリが「Macが起動したら自分も一緒に立ち上がる」よう自動で登録することがあります。これが「ログイン項目」です。Ventura以降では、この仕組みが2階層に分かれています。

やっかいなのは、アンインストールしたはずのアプリが「バックグラウンド項目」に残骸として残り、地味にCPUやメモリを消費しているケースがあることです。「消したのに何か動いている気がする」という違和感は、これが原因のことがあります。

手順①:ログイン項目を整理する

  1. アップルメニュー(画面左上)→「システム設定」を開く
  2. サイドバーの「一般」→「ログイン項目」を選ぶ
  3. 上部の「ログイン時に開く」リストで、起動時に開いてほしくないアプリを選び、下の「(マイナス)」ボタンで削除する

ここで削除してもアプリ自体が消えるわけではありません。「起動時に自動で開く」のをやめるだけなので、安心して外して大丈夫です。使いたいときは今まで通り自分で起動できます。

手順②:バックグラウンド項目も確認する

同じ画面の下部にある「バックグラウンドでの実行を許可」も見てみましょう。

⚠️ ここは慎重に

Adobe・Microsoft・セキュリティソフトなどは、バックグラウンド項目が動作に必要な場合があります。OFFにすると本体が正しく動かなくなることがあるので、見覚えのないもの・使っていないアプリだけを対象にしてください。判断に迷うものは、いったん残しておくのが安全です。

手順③:再起動して確認する

整理が終わったら一度再起動してみてください。ログイン後、勝手に開くアプリがなくなり、起動そのものも軽くなっているはずです。

アプリ側でも止められることがある

例えばSpotifyは、アプリ自身の設定に「Macの起動時に自動で開く」というトグルを持っています。アプリ側でオフにすれば、システム設定のログイン項目からも消えます。「システム設定側」と「アプリ側」の両方に入口があると知っておくと、原因にたどり着くのが早くなります。

知っておきたい注意点

macOS Monterey以前では、この設定は「システム設定(システム環境設定)→ ユーザーとグループ → ログイン項目」にありました。お使いのMacが古い場合はそちらを確認してください。

トグルをOFFにしても残り続ける項目は、アンインストールの取りこぼし(LaunchAgentの残骸)の可能性があります。この場合は、アプリを残骸ごと削除する専用ツールを使うのが確実です。

📎 関連記事

アプリの残骸をきれいに消したい場合は、こちらの記事もどうぞ。 「Macのアプリの消し方、ゴミ箱に入れるだけで大丈夫?

純正アプリ(カレンダー・メールなど)は、システムと連携して起動するため一覧に出ないか、消せないことがあります。これは正常な動作なので気にしなくて大丈夫です。

まとめ

「Macが遅い」と感じたとき、まず最初に確認してほしいのがこのログイン項目です。お金も専用ツールもかけずに、数分でできる見直しです。


この記事は、実際のMac相談事例(300件超の相談実績)をもとに執筆しています。

対応環境:Mac全般(Intel/Apple Silicon両対応)。手順はmacOS Ventura以降で確認済みです。OSアップデートにより画面構成が変わった場合は記事を更新します。