はじめに
皆さんは、毎月の支払い明細を見て「あれ、こんなにサブスクに払ってたっけ?」と驚いたことはありませんか。私はあります。何度もあります。
私には、ちょっとした悪い癖があります。それは、なんでもサービスで解決してしまうこと。世間でいうところの「金の力で解決」というやつです。新しいアプリやサービスを見つけては「これ便利そう!」と契約し、気づけば月々の固定費がじわじわ増えている。そんな状態でした。
便利は便利なんだけど、全部使いこなせてるかと言われると……うっ。
そんな私ですが、最近になって本気で考えました。限られた予算の中で、どうお金を配分していくべきなのか。そこで一念発起して敢行したのが、今回の「サブスク断捨離」です。
最初にお伝えしておくと、これはあくまで「私には合わなかった」というだけの話です。同じサービスでも、他の方にとっては手放せない必需品ということは大いにあります。その前提で、気軽に読んでいただけると嬉しいです。
断捨離してわかった、3つの判断基準
やみくもに解約していったわけではありません。続けるか手放すかを判断するために、自分なりの基準を持つようにしました。結果的に、これがとても効きました。
1. 年額払いは、まず控える
年額払いは月額に直すと割安になることが多く、つい飛びつきたくなります。でも、これが落とし穴でした。一度払うと「元を取らなきゃ」という気持ちが先に立ち、本当に必要かどうかの判断が鈍ってしまうのです。まずは月額で契約して、続けられそうなら年額に切り替える。この順番が大事だと気づきました。
2. 無料プランと無料体験を、使い倒す
多くのサービスには無料プランや無料体験期間があります。これをしっかり使い倒してから、有料にする価値があるかを判断するようにしました。実際にやってみると「あれ、無料プランで充分じゃないか」というサービスが思った以上に多かったです。
3. 2〜3日離れて、使いたくなるか確かめる
これが一番のおすすめです。あえて数日そのサービスから離れてみて、「使いたい」と思う場面がどれだけ出てくるかを数えます。離れてみてもさほど困らないなら、それは有料プランにする必要のないサービス、ということです。
離れてみて初めて「あ、別になくても平気だわ」って気づくこと、多いんですよね。
ダイエットに成功したサブスクたち
そんな基準で見直した結果、思い切って手放したのが以下のサービスです。それぞれ、ひとことずつ理由を添えておきます。
| サービス | 手放した理由 |
|---|---|
| Genspark | 期待したほど満足できなかった |
| Any.do | 使わなくなった |
| Todoist | 使わなくなった |
| BlockSite | 無料プランで充分だった |
| ChatGPT | 使わなくなった |
| Perplexity | 無料プランで充分だった |
| Bear | 使わなくなった |
| ラッコキーワード | 使わなくなった |
| Apple Music | 使わなくなった |
| Canva | 無料プランで充分だった |
| Adobe Creative Cloud | とにかく高い! |
| Adobe Stock | 使わなくなった |
| RealVNC | 使わなくなった |
| TrackingTime | 使わなくなった |
| Artlist | 使わなくなった |
| MeisterTask | 使わなくなった |
| DMMバーチャルオフィス | 別サービスへ乗り換え |
| pochipp | WordPressをやめたため |
| ConoHa | WordPressをやめたため |
並べてみると、なかなかの数です。「使わなくなった」が多いのは、契約した当初は意気込んでいたものの、生活や仕事のスタイルが変わって出番がなくなった、というパターンですね。ブログをWordPressから移行したことで、関連するサービス(pochipp、ConoHa)もまとめて手放すことになりました。
それでも残した、相棒たち
一方で、見直したうえで「これは残す」と判断したサービスもあります。中には、解約したサービスの役割を引き継いで"置き換え"になったものもあります。
- YouTube Premium Lite — 動画は生活の一部。Liteプランに見直して継続
- Amazon Prime — 買い物も配送も、やっぱり手放せず継続
- マネーフォワード — お金の管理にはやっぱり必要
- 1Password — パスワード管理は妥協できない
- Obsidian(無料) — メモ・執筆の母艦。無料で充分
- Backlog(無料プラン) — タスク管理。無料プランで運用中
- iCloud — Apple環境の土台として
- Claude — これは手放せませんでした
解約候補に挙がっても「いやこれは無理」と即決で残ったものが、本当に必要なサービスなんだと思います。
なお、魅了屋の事業用として契約している Google Workspace、ハローストレージ(倉庫)などは、今回の見直しの対象外(例外)としています。事業の根幹に関わるものは、また別の基準で考える必要がありますね。
おわりに
何でもかんでもサブスクの時代だからこそ、ときどき立ち止まって見直してみるのは、とても良いことだと思います。今回手放したサービスたちも、決して悪いものではありません。ただ、今の私の生活には合わなかった、それだけのことです。
そして見直してみて改めて思うのは、「自分が何にお金を払っているのか」を把握すること自体が、なかなか難しいということ。明細を見ても、どれがいつ更新で、月いくらかかっているのか、ぱっと出てこない。
……そんなサブスクの管理に、とても便利なアプリがあるんです。その名も Subport!
……って、おじさんが作ったアプリじゃん!
ぐっ。鋭いですね。はい、自作アプリのご紹介でした。でも本当に、サブスクの棚卸しをするなら管理ツールがあると段違いに楽になります。
Subportは、サブスクを一つひとつ「キャラクター(生徒)」に見立てて、通信簿で評価していくアプリです。使用頻度・満足度・継続したいか・人にすすめたいか、の4つで採点すると、アバターの表情がその点数に応じて変わります。点数の低い"成績不振"の生徒を見つけたら、それが解約を考えるサインというわけです。iPhone・iPad・Macに対応しています。
今回のサブスク断捨離も、実はSubportで"通信簿"をつけながら進めました。気になった方は、ぜひ使ってみてくださいね。
それでは、また次の記事で。
